
「激安MVP」「激安AI顧問」を運営する株式会社オーガイ(以下、オーガイ)の広報です。弊社は2025年4月23日に創業1周年を迎えます!1年間の振り返りを代表取締役CEOの山田に伺い、オーガイが大事にしてきたことを振り返り、未来への展望を語っていただきました。

<インタビューに答えてくれた人>
株式会社オーガイ 代表取締役社長 / 山田魁 Kai Yamada
1998年生まれ。大学時代にVCインターンを経験し、宇宙関連スタートアップ企業での人事責任者を経て、2022年にエンジニアへと転身。フリーランスエンジニアとして経験を積み、2024年4月に株式会社オーガイを設立。趣味は格闘技。

ーーあっという間に1周年ですね。1年前と現在を比べ、会社としてどのような成長を遂げましたか?
山田:凄まじい変化です。法人化してすぐから今までで、簡単に売上の観点でいうと1年で約20倍になりました。月50万の売上から、1年後の今では月の売上が1,000万円ほどまでに成長しました。
ーーフリーランスエンジニアから法人化するにはやはり勇気が必要でしたか?
山田:僕にとってはごく自然な流れでの創業でした。前職の宇宙事業関連のスタートアップを辞めた時、次は絶対に起業すると決めてたんです。「成り上がりを見せてやる」という強気なタイトルのnoteも1年ほど前に書いて(笑)やっとスタートラインに立てたかと思います。

ーー1期目にしてここまで成長できた要因はなんでしょうか。
山田:AI市場の拡大という世間的な追い風の時期にAIサービスをタイミングよく出せたことですかね。AIの受託開発やコンサルは2023年から2024年にかけてChatGPTのおかげで一気に広まったのですが、その波に乗れたのが大きかったかなと。別に狙っていた訳ではないんですけど、結果的にいいタイミングでしたね。
ーーなるほど。山田さんは以前からAIを学んでいたのですか?
山田:はい。2022年に人事からエンジニアに転身した頃から本格的にAIについて学び始めました。僕自身の成長をChatGPTが助けてくれましたし、AI活用のナレッジと知識が溜まっていきました。
ーー技術とともに成長してきたからこそ、その過程がお客様への信頼にも繋がったということなのですね。
山田:そうですね。AIを真剣に学んだからこそ、その知識で人様のお役に立てるようになりました。それが”AIを誰かに教えていく仕事”につながっていったのは良かったです。

ーー山田さんは経営へのこだわりはあるのですか?
山田:学生時代はVCでインターンをしていたのですがスタートアップモデルにせずに事業展開していくパターンの起業も近くで多く見てきたので、株を全て自分で保有しながら経営ができるスタイルでしばらくやっていけたらなと思います。
ーーVCでのご経験があっても、必ずしもスタートアップ至上主義という訳ではないのですね。
山田:経営においてスケールも大事な観点ですが、市場の動きをよく見極めた上で、まず自己資金を軸に堅実な経営を行うのが僕の理念です。関わってくれているメンバーに最大限利益を還元できるように、会計と財務に関しては毎日くまなく意識して見ていますし、地に足をつけてやっています。
ーー数字を大事にされてるんですね。経営者としての振る舞いで意識していることはありますか。
山田:数字を意識するよう心がけてたので、この1期目はビジネスイベントや経営者交流会にはあまり多くは足を運ばず、まずは多くのお客様との商談やエンジニアとの面談をするように心がけていました。売上で会社の核を作ることに注力して、きちんと仕組みを形成したかったんです。
ーーコツコツと努力を積み重ねつつも、順風満帆に成長している1期目に見えますが、大変なことはありましたか?
山田:全然あります(笑)創業4ヶ月目くらいで進行中のプロジェクトで大きなトラブルがあり、すぐに会社がなくなるかと思いました(苦笑)
ーー創業4ヶ月目にしてそんなことが。どうやって乗り越えたのですか?
山田:今、何が起こっているかというのを客観的に分析して座組を整えました。士業の先生に資金とリソースを打ち明けて相談し、法的にも金銭的にも問題のない形で経営判断をするために頭を悩ませました。「乗り越える」というより「壁自体を壊す」という発想で乗り切りました。
ーー現在のオーガイの看板サービスの一つでもある「激安MVP」。これは一体どのようなサービスなのでしょうか?
山田:簡単にいうと、1ヶ月100万円でMVP(※Minimum Viable Product:実用最小限の製品)を開発します!というサービスです。
ーーシステム開発は数百万から数千万のシステムを数ヶ月で作り上げるイメージが一般的にはあると感じますが、どのように広がったのでしょうか。
山田:「この価格で本当にできるの!?」みたいな反応で、非常に多くの問い合わせにつながりました。
ーーサービスができた背景を教えてください。
山田:昨今のシステム会社の受託開発ブームもあり、他社との差別化が難しい時代にきていると思うのですが、正直、お客様目線だと会社の違いなんてよくわからないですよね。そこでインパクトを出そうと思いまして。
ーー市場に多くの素晴らしいサービスが溢れる世の中だからこそ、インパクトのある差別化メッセージは重要ですよね。

山田:はい。差別化の重要性の話で、例えばですけど、スターバックスとタリーズ、ドトールとエクセルシオールが目の前にあります。カフェを探している時にどこに入るかって、日頃どう決めていますか?

ーー味とか価格というよりは、その時の入りやすさという感じでしょうか?雰囲気など。
山田:そうですよね。数百円の違いでコーヒーの違いなんて、僕たちには正直分からないし、どこも大きくは変わらない。だから、カフェ選びのようにお客様の目線になってコンセプトを強く打ち出しておく、そうすれば迷った時の候補に上がりやすくなりますよね。
ーーその例えは分かりやすいです。ご相談してくださるお客様はどんなニーズを持っているのでしょうか?
山田:時間とお金をかけてでも、しっかりとしたものを作ってほしいという要望が多いです。
ーー「速くて安い」を打ち出していても、ニーズは別にあるのですね。
山田:むしろ、しっかりとエンジニアのチームを作ってほしいと。お客様の真のニーズは、必ずしも”低価格”ではないんだなと。
ーー山田さんが自信を持って、自ら進んでコンサルティングできる理由はいったいどのあたりにあるのでしょうか。

山田:僕はむしろ、まだ何も成していない自覚があります。だからこそ、これまでの経験と知識から何ができるのかを明確に自分の中に持つようにしています。課題を持つお客様の頭の検索エンジンの中にオーガイが上がり続けるための積み重ね、というべきですかね。
ーー「激安MVP」で開発された実績はありますか?
山田:最近の実績としては新規事業支援コンサル企業である株式会社CINCA様のMVP開発を弊社で手掛けました。内容はこちらです。
このように、求められている質と予算を正確に把握し、最適な提案を行うことが重要だと感じています。
ーーそして、激安シリーズとして「MVP」とは別のサービスもリリースされました。
山田:はい。次に昨年夏にリリースしたのは、激安MVPに続き、中小企業・スタートアップ企業の経営層をターゲットにしたAI活用のコンサルティングサービス「激安AI顧問」です。すでに大好評で、複数の企業さまに導入いただけました。
ーーこれはどのようなサービスなのでしょうか?
山田:「AIをどのように活用すればいいのかわからない」という経営者の悩みに寄り添い、具体的な活用方法を提案するコンサルティングサービスです。AI導入による業務効率化や売上向上といった成果に貢献しています。

ーーこのサービスの大きな特徴はなんですか?
山田:僕が月に数回、ご担当者さまとのお時間を取らせていただき、AIに関するお悩みをまるごと全て聞きます。最低、月額5万円から契約が可能です。
ーーこちらも「激安」ですよね。特にどのような方に求められることが多いのでしょうか。
山田:AIに課題と意識があるオーナー企業の経営者の方々、フェーズでいうと年商5億円以上の企業と特に高い親和性がありそうです。最近ですと、プライム上場企業である株式会社ブロードリーフ様へのAIコンサルティング実績があります。
ーー既に上場企業さまへの実績もあるのですね。ありがとうございます。
ーーところで、2025年3月には資金調達を実施されましたが、これにはどのような意味合いがありますか?
山田:正直、最初は資金の使い道は別に決めてなく、会社として資金を貯めておきたいと思っていたんです。公庫さま、銀行さまからは1年間の実績に対し非常に高い評価をいただき、素直に嬉しかったです。調達の過程で、今後のエンジニアの採用に注力するために活用しようと思い、採用計画も同時に進めています。
ーー資金には様々な使い道があるのですね。
山田:採用以外ですと、別のサービス作りをすることになった際の開発費用だったり、講師をしたUdemyのAI研修動画制作費に充てたいと思います。
ーーエンジニア採用に注力するお話がありましたが、もう少し深く聞かせてください。今後の採用計画を教えてください。
山田:現在は約12名の業務委託エンジニアに支えられ開発チームを作っているオーガイですが、正社員1名採用を今年中に行いたいです。僕の他にも、会社全体を俯瞰できる人材がいてくれたらなと。
ーーポジションは決まっていらっしゃいますか?
山田:1人目の正社員は「PjC(プロジェクトキャピタリスト)」というポジションにしようと計画しています。プロジェクトマネージャーの右腕として、人材確保やプロジェクトの円滑な進行を支援する役割を担っていただきたいです。
ーー採用活動はどのように予定していますか?
山田: リファラルをメインにSNSでも声をかけていきたいです。現在、エンジニア、PM、バックオフィスなど様々なメンバーがいるのですが、コアメンバーはリファラル、エンジニアはXが多いです。僕、Xで毎日、新たなエンジニアにDM送ってるんです(笑)。素敵なエンジニアを見つけたらすぐに連絡します。

ーー地道ですね。代表、自らが採用に動くのですね。
山田:採用活動こそが地道なんですよね(笑)。毎日1件はエンジニアとアポを設定しています。本当にコツコツやってきてやっと採用できているっていう感じですね。最近もX経由でお会いしたエンジニアの方が、業務委託で楽しく半年近くお仕事をしてくれてまして。本当にありがたいですね。
ーー組織作りで気をつけていることはありますか。
山田:エンジニアの自主性を尊重した組織作りを実践しています。エンジニアはこだわりが強い方が多いので、好きなエディタやキーボード、AIツールなどで成果とパフォーマンスを出してもらうのが一番だと思い、自由なスタイルでお願いするようにしています。
ーー採用基準はあるのでしょうか。
山田:経験やスキルはもちろんではありますが、AIネイティブな組織作りを目指したいのでAIを使えることは大前提としてありますね。エンジニアだけではなくて、ビジネスサイド・コーポレート人材でもChatGPTを使える方はとてもありがたいです。オーガイではTypeScriptとNext.jsを採用しています。これは技術的な優位性のためというよりは、エンジニアにとって最新で魅力的な開発環境を提供したいという思いのもとです。
ーー山田さんにとって、いいエンジニアの定義はなんですか?
山田:実現したいことをすぐに汲み取り、史上最速で形にできるようなエンジニアですかね。とはいえ、お客様とのコミュニケーションはとても大事なので、そこも大事にしてくれる方はより理想です。

2024年11月にはケップルさま、スペースマーケットさまともご一緒に登壇しました!
ーー山田さんありがとうございました。2期目をスタートするにあたり、読者の方々へメッセージをお願いいたします。
山田:株式会社オーガイは、この1年、皆さまのおかげで大きな飛躍を遂げることができました。しかし現状に満足することなく、いい意味で常に飢えた状態で、さらなる成長を目指していきます。社内のメンバーの皆さん、お客様、資金調達に関わってくださった方々、この1年、本当にありがとうございました!
ーーこれからどんな組織にしていきたいですか?
山田:自分自身のコンプレックスがきっかけとなり「強い会社を作りたい」という思いが創業時にはありましたが、会社は一人で作るものではなく人に支えられているものだと最近は特に実感しています。だからこそ、関わる人々を僕が守り、彼ら・彼女たちの幸福のためにも、利他の精神を追求できるような組織を目指していこうと思います。

2024年7月には激安MVPを展開する株式会社オーガイと
東工大発AI開発ベンチャーDOKOSOREが業務提携を開始しました。
ーー山田さん、ありがとうございました。
2期目もオーガイの挑戦は続きます。成長を続けるAI市場において、株式会社オーガイは今後も発展を目指していきます。
今後とも株式会社オーガイをどうぞよろしくお願いいたします。

TypeScriptとNext.jsが使えるエンジニアを採用強化中です!
取材・執筆・編集 / Yuri.Kawaguchi
写真 / Yuto.Tsuchie
会社名:株式会社オーガイ
代表者:代表取締役CEO 山田魁
事業内容:受託開発
問い合わせ先:kai.yamada@orgai.info
https://x.com/byamadaro1013/media